悪いストレス,良いストレス
本校は,「仲良し保健」という時間があり,年度末・始め,夏休み以外は毎月1回程度の割合で,保健委員会の子どもたちが中心となって,保健に関する話や劇を行っています。
今回は,悪いストレスを相手に与える言い方や,逆にストレスを与えない,いたわりをもった言動等について,子どもたちが寸劇を交えて1年生から6年生までの友達に話をしました。
悪いストレスを与える言葉や態度を劇で伝える子どもたち。それと同時に,こんなふうに言ったら相手にとってストレスにならないということも,劇を通してみんなに教えました。
子どもたちに「『帽子をもってこい』と言われたら,なんと言うか」など,幾つかの場面を通して児童一人一人に言動を考えさせ,本当の友達だったら,時には断る勇気も必要なことや,相手が少し嫌な思いをしても,「○○はいけないよ。こうしなくてはいけないんじゃないかな。」など教え合うことも大事であることなどを話しました。
最後に,「心の忍術」という,悪いストレスをためない方法を教えてもらいました。
その忍法とは「ほかの人に言う(家の人や,先生などに思いを打ち明ける)」,「落ち着く(一息ついて,気を落ち着かせる)」,「ほかのことをする(考える)」,「聞かないふり(あまり深く考えないようにする)」,「ほかの友だち(いやなことを言ったり,したりしない,仲のよい友達を探す)」,「離れる(いやな場面から離れてみる)」,「はっきり言う」です。
でも,それがなかなかできなくて悩んでしまうのですよね。でも,何かあった時,その忍法を思い出してもらえればありがたいです。
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