学習発表会があった6日に
学校保健委員会がありました。
学習発表会前の8時45分から1時間ほど
「子どもの自尊感情を高めるために
~今私たちができること~」という演題で
伊佐農林高校の鶴田先生に講演いただきました。
自尊感情が育っていない子どもたちは,無気力になりがちで
将来に対しても希望がもてず刹那的な生活を送るというお話を聞いて
改めて自尊感情の大切さを感じました。
また,日本の若者が世界の中でも自尊感情が低い
ということを知り,危機感も感じました。
その中で,マイナスだと感じている自分の性格も
よい方向で見る(見方を変える)とプラスになるという
学習もしました。
例えば「おせっかい」がマイナスだとすると
「世話好き,面倒見がいい」がプラスの見方です。
このように考えると・・
「がんこもの」→ 意志が強い,ねばり強い
「引っ込み思案」→ 謙虚,慎重
「おしゃべり」 → 明るい,積極的,ムードメーカー
などに変わり
同じ性格でもプラスにとらえるとよいイメージになります。
こうした,プラスの見方,考え方で子どもたちに接し,
声かけすることで子どもたちがプラスの思考をもち,
自分が他者や集団の中で「自分は価値ある
かけがえのない存在である」という実感をもった人になり
他者をも受け入れられる人になっていくということがわかりました。
こうした考えで子どもたちを取り巻く人たち
(家庭・学校・地域)が接していけば
子どもたちの自尊感情は育っていき,
明るいまちづくりができます。
そうした本城になるように,本城っ子を育てていきましょう。
お忙しい中参加してくださった保護者のみなさん,
ありがとうございました。
今後も家庭での子どもたちへの声かけ
よろしくお願いします。