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2018年8月 7日 (火)

水俣病問題について学習しました。

7月31日(火)に,青木元フレンズ会他,

総勢30名で水俣市に行き,

水俣病問題について学習しました。

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午前中は,水俣病歴史考証館という資料館に行き,

水俣病問題について学びました。

水俣病は,プラスチックを作る工場からの

廃液が原因で起こってしまいました。

「プラスチックは,私たちの日々の生活を

 便利にするものです。水俣病は,

 その恩恵を受けている私たちにも関係あるのだ」

と考証館の方は,お話されました。

水俣病に関わる様々な展示がありました。

水俣病の患者数は,約8万人いらっしゃり,

今も苦しんでいる人たちがたくさんいます。

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午後は,『社会福祉法人ほっとはうす』に行き,

「水俣病から宝物を伝えるプログラム」に参加しまして,

水俣病の患者さんたちとスタッフの方のお話を聞きました。

患者さんは,

「水俣病を伝えることが自分たちの大切な仕事です」

と声をふりしぼり,思いを伝えようとされていました。

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スタッフの方は,

「だいじなことは,人の気もちになってみること。

  他人事でなく,私のこととして考えることで,差別がなくなります。

  水俣病は,私の水俣病です」と語りました。

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それから患者さんたちに作り方を教えてもらいながら,

みんなで押し花のしおりを作りました。

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この絵は,

「もしもう一度歩けたら,仲間の車いすを押してあげたい」という

患者さんの願いを表しています。

ほっとはうすで出会った水俣病患者さんは,

どんなに体が不自由になっても,

人としての尊厳を守りながら,

みんなで支え合い,

助け合いながら生活していました。

水俣での出会いと学びを,これからの生活に生かしていきたいです。

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