本城小
伊佐市菱刈南浦3449 0995-26-0054
7月31日(火)に,青木元フレンズ会他,
総勢30名で水俣市に行き,
水俣病問題について学習しました。
午前中は,水俣病歴史考証館という資料館に行き,
水俣病問題について学びました。
水俣病は,プラスチックを作る工場からの
廃液が原因で起こってしまいました。
「プラスチックは,私たちの日々の生活を
便利にするものです。水俣病は,
その恩恵を受けている私たちにも関係あるのだ」
と考証館の方は,お話されました。
水俣病に関わる様々な展示がありました。
水俣病の患者数は,約8万人いらっしゃり,
今も苦しんでいる人たちがたくさんいます。
午後は,『社会福祉法人ほっとはうす』に行き,
「水俣病から宝物を伝えるプログラム」に参加しまして,
水俣病の患者さんたちとスタッフの方のお話を聞きました。
患者さんは,
「水俣病を伝えることが自分たちの大切な仕事です」
と声をふりしぼり,思いを伝えようとされていました。
スタッフの方は,
「だいじなことは,人の気もちになってみること。
他人事でなく,私のこととして考えることで,差別がなくなります。
水俣病は,私の水俣病です」と語りました。
それから患者さんたちに作り方を教えてもらいながら,
みんなで押し花のしおりを作りました。
この絵は,
「もしもう一度歩けたら,仲間の車いすを押してあげたい」という
患者さんの願いを表しています。
ほっとはうすで出会った水俣病患者さんは,
どんなに体が不自由になっても,
人としての尊厳を守りながら,
みんなで支え合い,
助け合いながら生活していました。
水俣での出会いと学びを,これからの生活に生かしていきたいです。
今日から8月です。
学級園の花々もキレイに咲き始め
色鮮やかになってきました。
今日は登校日です。
少し眠たそうな顔をしている子もいましたが
多くの子供たちが元気に『おはようございます!!』と
あいさつをしてくれ
とても嬉しい朝となりました。
今日は体育館の改修に伴い
教室での放送全校朝会
校長先生が,
「戦争の悲惨さや残酷さ
これからも平和であり続けるために
8月15日という日を知って欲しい」
というお話をされました。
子供たちは教室でしっかりと聞いていました。
その後,掃除をし,学級で担任の先生と話をしたり
宿題の進み具合の確認をしました。
あと一ヶ月の夏休み
元気に楽しく過ごしてください。